
いつからか絵本を、その頁をめくりながら、季節を迎えるようになった。春。咲きほこる花も、微かな花も、むしろ微かであるほど、歩けば目にとまるようようになり、春夏秋冬の時がすぎるごと、咲く花がふえてゆく、不思議。
花を送るように包まれ、まわりの空気をまとって発光するような“微花”は2019年4月23日、サンジョルディの日に復刊。
ハードカバーとなり、一編の文章が書き加えられ40ページに、写真絵本として生まれ変わりました。
“目ざましいものではなくてかすかなものを、他をしのぐものではなくて他がこぼすものを、あらしめるもの、またあらしめようと目ざすこころみです。”
ーーー『微花とは』
本来は花を包むための紙に包装されている。
プレゼントにもどうぞ。
写真絵本 微花1./春
¥1,800+tax