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彼岸の図書館—ぼくたちの「移住」のかたち / 青木真兵・海青子(ルチャ・リブロ)

2,200円

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ウチノ食堂では『彼岸の図書館』をロングリコメンドしております。 都市から農村に移り住んだ青木さんご夫妻が開いた人文系私設図書館“ルチャ・リブロ”、10余の対談とエッセイから浮かび上がる小さな拠点の多様性と奥ゆき。 2020年以降の自分の心の置き所が「なんとなく」つかめない人にとっても、自分の身体感覚を頼りに動きはじめてみよう、となる気がします。 以下、公式より。 ーーーーーーーーーーーーー 奈良の山奥で自宅を図書館として開いた夫婦による、「夢を叶えた」んじゃないほうの「闘う移住」の物語——「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」という実験のはじまりとこれから。 命からがらたどり着いた移住先、東吉野村でぼくたちが始めたのは、自宅を図書館として開くことだった。 古代地中海研究者の夫・真兵と、大学図書館司書の妻・海青子。夫婦そろって体調を崩した4年前、都会から逃げるようにして向かったのは、人口わずか1700人の奈良県東吉野村。大和の山々の奥深く、川の向こうの杉林の先にある小さな古民家に移り住んだ2人は、居間に自らの蔵書を開架する「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」を開設します。 訪れるさまざまな人たちとの対話を重ねるうち、「ルチャ・リブロ」は単なる私設図書館を超え、山村における人文知の拠点へと発展していきます。 本書は、青木夫妻が移住を決意してから「ルチャ・リブロ」を立ち上げ、「土着人類学研究会」を開催しながら、現代社会の価値観に縛られない「異界」としての知の拠点を構築していくまでの「社会実験」の様子を、12の対話とエッセイで綴る、かつてない「闘う移住本」です。 【対談者】 内田樹(思想家・武道家)/光嶋裕介(建築家)/神吉直人(経営学者)/坂本大祐(デザイナー)/東千茅(耕さない農耕民)/太田明日香(ライター)/野村俊介(茶園経営)/小松原駿(蔵人)/鈴木塁(ウェブ制作) 〈著者〉 青木真兵(あおき・しんぺい) 1983年埼玉県浦和市に育つ。人文系私設図書館ルチャ・リブロキュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。関西大学大学院博士課程後期課程修了。博士(文学)。2014年より実験的ネットラジオ「オムライスラヂオ」の配信をライフワークにしている。現在は、障害者の就労支援を行いながら、大学等で講師を務めている。奈良県東吉野村在住。 https://lucha-libro.net/ 青木海青子(あおき・みあこ) 1985年兵庫県神戸市生まれ。人文系私設図書館ルチャ・リブロ司書。約7年の大学図書館勤務を経て、夫・真兵とともにルチャ・リブロを開設。2016年より図書館を営むかたわら、「Aokimiako」の屋号で刺繍等でアクセサリーや雑貨を製作・販売したり、所々でイラストを描いたりしている。奈良県東吉野村在住。 https://ameblo.jp/cian55555/ 人文知の拠点は「地面に近いところ」に構築されるべきというシンペイ君の直感にぼくからも一票 ――内田 樹 本体2,000円+税 288頁/四六判・仮フランス装 185×135×22mm ISBN:978-4-909179-04-03 書籍デザイン:名久井直子

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