



新潟市西蒲区福井は、内野町から車で30分ほど、角田山の麓に位置する農村集落。この地域の旧石器時代~令和3年までをたどる写真集です。
都市部に住んでいたとしても、新潟の歴史/風土は農村や米づくりと結びついている。いま越後平野を俯瞰してみても、広い田園とたくさんの集落の中にポツリポツリと都市が浮かんでいて、都市は都市だけで都市であることはできず、農村もまた都市との関わりの中にある。
一つの農村集落の暮らしと風景を辿ることは、都市部での生活の足元を見つめることになるのかもしれません。
目次
一、福井のむかし
二、福井の産業
三、福井の暮らし
四、福井の自然
五、福井と戦争
六、福井旧庄屋佐藤家の保存
七、福井のあの人、この人
八、福井の今
発行 : 2021 年9月
発行者 : NPO法人 福井旧庄屋佐藤家保存会
A5版 160ページ
写真集の売上は、福井旧庄屋佐藤家の茅葺屋根や建物の保存活動に活用されます。
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さらに、
郷土の風景、暮らし、人々の営みを撮り続ける写真家・斉藤文夫氏が収め編集された過去発刊の3冊も入荷しています。
『蒲原 昭和の記憶-カメラが捉えた昭和の残像-』
『昭和の記憶 炉ばた』
『蒲原昭和の記憶 ハザ木のある風景』
(※こちらも通販対応しております。お問い合わせください!)
それぞれ「潟・農業・生業」、「炉ばた」、「ハザ木」、新潟の農村生活でキーとなる視点からまとめた写真集です。
『農ある日常を届ける。まきどき村の生活誌
TANEMAKI.03 生活の時間』
20年以上、週末に若者が集まり畑と朝ごはんを共にしながら集落内外の人が関わりあう「まきどき村」が発行するこちらも。
https://kitchen-uchino.stores.jp/items/60b49d4c9a5b751fdc809521