
ゆるやかな言葉の連なりは意識の流れをそのまま紙に書きとめたかのようで、うけとった誰かの記憶をくすぐり、思い出された情景や感情をまた反芻していく。
寛ぎのときのための詩集。
目次
窓のある物語
机のまえの時間
なくてはならないもの
世界はうつくしいと
人生の午後のある日
みんな、どこへいったか
大いなる、小さなものについて
フリードリヒの一枚の絵
二〇〇四年冬の、或る午後
シェーカー・ロッキング・チェア〔ほか〕
著:長田弘
出版社:みすず書房
A5判
98p
2009/4/25
みすず書房-トピックス 長田弘『世界はうつくしいと』
表紙カバーでは、19世紀ドイツの画家フリードリヒの描いたミミズクがこちらを愛嬌のある目でじっと見ています… https://www.msz.co.jp/topics/archives/07466.html