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文化人類学の思考法 / 編:松村 圭一郎、中川 理、石井 美保

1,980円

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“あたりまえを疑う。言うは易しだが、これが思うようにできない。手ぶらでやろうとすると気づかぬうちにかつての「あたりまえ」のなかに囚われてしまう。生活のあたりまえ、男女のあたりまえ、会社や仕事のあたりまえ、経済や文化のあたりまえ、国家のあたりまえが劇的に変わっていこうとしているなか、これまでの「あたりまえ」から出ていくためには、優れた道具が必要となる。 文化人類学は「これまでのあたりまえ」の外へと出ていくための「思考のギア(装備)」だ。本書はその最先端の道具が一式詰まった心強い「道具箱」だ。こんなに「使える」本は滅多にない。ビジネスマンからクリエイター、学生まで、下手な実用書を買うくらいなら、これを常備しておくことをおすすめする。” −−−−−WIRED日本版元編集長・若林恵氏 はじめに すべての考える人のために 序  論 世界を考える道具をつくろう  (松村圭一郎・中川理・石井美保) 第I部 世界のとらえ方  1 自然と知識――環境をどうとらえるか?(中空 萌)  2 技術と環境――人はどうやって世界をつくり、みずからをつくりだすのか(山崎吾郎)  3 呪術と科学――私たちは世界といかにかかわっているのか(久保明教)  4 現実と異世界――「かもしれない」領域のフィールドワーク(石井美保) 第II部 価値と秩序が生まれるとき  5 モノと芸術――人はなぜ美しさを感じるのか?(渡辺 文)  6 贈り物と負債――経済・政治・宗教の交わるところ(松村圭一郎)  7 貨幣と信用――交換のしくみをつくりだす(深田淳太郎)  8 国家とグローバリゼーション――国家のない社会を想像する(中川 理)  9 戦争と平和――人はなぜ戦うのか(佐川 徹) 第III部 あらたな共同性へ  10 子どもと大人――私たちの来し方、行く先を見つめなおす(高田 明)  11 親族と名前――関係している状態をつくるもの(髙橋絵里香)  12 ケアと共同性――個人主義を超えて(松嶋 健)  13 市民社会と政治――牛もカラスもいる世界で(猪瀬浩平) 参考文献 もっと学びたい人のためのブックガイド 索  引 ○コラム 1 認識人類学の展開 分けることと名づけること(中空 萌) 2 ブルーノ・ラトゥール STSと人類学(山崎吾郎) 3 スタンレー・タンバイア 呪術・科学・宗教(久保明教) 4 合理性論争(石井美保) 5 岡本太郎 境界線を吹き飛ばす爆発(渡辺 文) 6 マルセル・モース 贈与論のその先へ(松村圭一郎) 7 貨幣の多義性(深田淳太郎) 8 フーコー権力論と人類学(中川 理) 9 日常的暴力と日常的平和(佐川 徹) 10 生業と子育て(高田 明) 11 あらたな親族研究の潮流(髙橋絵里香) 12 民族誌、実践誌、人類学(松嶋 健) 13 デヴィッド・グレーバー アナキズムと人類学(猪瀬浩平) 編:松村 圭一郎、中川 理、石井 美保 出版社:世界思想社 224p 2019/04/30

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